中日新聞・リニア中央新幹線の情報

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<リニア 遠のいた開業>(中日新聞)

2020.08.22 (5)変わる社会
2020.08.21 (4)JRの自負
2020.08.20 (3)別の懸念
2020.08.19 (2)大井川の水
2020.08.18 (1)沿線開発 崩れた前提、交渉に影
2021年12月23日 <リニア> 「開業時期の見通しを」 JR東海と関係首長ら意見交換会
 リニア中央新幹線建設事業についてのJR東海幹部と県内関係市町村長らの意見交換会が(2021年12月)二十二日、飯田市の県飯田合同庁舎で開かれ、(2021年)十、十一月に岐阜県中津川市と豊丘村で相次いだトンネル掘削現場での死傷事故や、掘削で出た残土の処理について話し合った。
JR東海の宇野護副社長は「工事の安全、環境保全、地域との連携を三本柱にして進めていく」と強調した。...
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岐阜県中津川市・トンネル掘削現場事故
 2021年10月29日 リニアトンネル崩落事故「残念」 知事、専門家と協議の意向
 中津川市のリニア中央新幹線トンネル工事中に作業員一人が死亡、一人が重傷を負った崩落事故を受け、古田肇知事は二十八日、記者団に「亡くなられた方に心からお悔やみ申し上げる。リニアは未来に開かれた重要なプロジェクトだが、安全安心な工事を遂行することが大事であり、今回の事態は残念に思っている」と述べた。...
岐阜県豊丘村・トンネル掘削現場の事故
 2021年11月08日 リニア工事で再び事故、長野 発破準備中土砂崩れ、1人負傷
 8日午前8時20分ごろ、長野県豊丘村のリニア中央新幹線伊那山地トンネル「坂島(さかじま)工区」の工事現場で、トンネル内の壁面から土砂が崩れ、火薬を使って岩石などを破壊する発破の準備中だった50代の男性作業員が右脚に軽傷を負った。10月下旬に岐阜県中津川市の別の現場で起きた死傷事故と同じく、表層がはがれ落ちる「肌落ち」による被害が繰り返された。原因を調査するため、JR東海は同工区の工事を中断した。
 JR東海によると、中津川の事故と同じく、本線トンネルから枝分かれする斜坑(作業用トンネル)の掘削現場の最先端付近で発生した。掘り進む方向に向かって正面の壁で、コンクリートを吹き付けた「鏡吹付(かがみふきつけ)面」に火薬を仕掛ける作業をしていたところ、推定5立方メートル、重さ10トンほどの土砂が崩れ、一部が男性の右ふくらはぎに当たった。
 コンクリートに入ったひび割れの拡大に気付いた同僚の作業員が大声を上げたが、...
 2021年11月23日 リニア、トンネル工区で作業員1人軽傷 直後、豊丘村長に連絡
  豊丘村のリニア中央新幹線伊那山地トンネル戸中壬生沢工区で十九日に作業員一人が軽傷を負う労災事故があったことが二十二日、分かった。八日に同トンネル坂島工区で別の作業員が土砂崩落で軽傷を負った後、県内のリニア工事で初の労災事故。前回はJR東海からの関係自治体への報告が早くても発生約四時間後で、批判の声が上がったが、今回は発生直後に下平喜隆村長に、約一時間後に村担当部署に連絡があった。...