当委員会では、委員会調査・研究のため、平成26_2014年2月6日から2月7日にかけて、山梨県立リニア見学センターと甲府市への視察を行った。
山梨県立リニア見学センターは、山梨リニア実験線での走行試験の様子を見学することができ、その他、超電導リニアやリニア中央新幹線の概要を、模型や各種展示物によって紹介している。
当日は、センター職員から実験線や新幹線についての説明を受けるとともに、時速500キロメートルで走行する新型車両を実際に見ることができた。車両が疾走する様子や、車両が通る際に聞こえた風を切る音に速さを実感した。
先に記したとおり、大田区では、中央新幹線の線路が地下を通り、また、洗足池の近くに非常口を設けるという予定になっている。委員会として、中央新幹線が区内を通ることにより、区民にどのような影響があるのか等、環境面も含め、十分調査していきたい。
ネット情報で得られる数少ない東京都情報ですが、区民の代理人の議会としては時期を逸した活動です。2月視察の結果がどのように報告されたのか、議会議事録にはリニア中央新幹線に言及した審議は記録されていないと思えます。
大田区に限らず準備書への意見が都内自治体首長から舛添都知事に提出されたのかどうかは判然としません。(東京都環境局のページではこの件の記載は無さそうですし、東京都環境影響評価条例では、この手続きがどのように規定されているかは分かりかねます)
2014年6月上旬にはJR東海評価書への環境大臣意見が国土交通大臣に提出され、おそらく現状計画のままで工事認可されて進行するでしょう。その状況下で大田区議会に何ができるか、成行きを見ていく予定です。
◇ リニア中央新幹線(東京都・名古屋市間)(更新日:2015年3月27日)
◇ リニア中央新幹線(東京都・名古屋市間)の事業概要書が縦覧できます(更新日:2014年3月17日)
◇ 東京都環境局 >
環境アセスメント >
〔案件番号:法11〕中央新幹線(東京都・名古屋市間)準備書
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◇ 審議会開催のお知らせ から2月25日公聴会後のリニア中央新幹線関係を抜粋しました。公聴会の記録は公開されていません。
リニア中央新幹線環境影響評価準備書の諮問は2013年10月29日の第7回総会で第一部会に付託することが決定されています。部会議事録はネット非公開です。
平成25年度 第12回環境影響評価審議会総会 1 日時 平成26年3月20日(木曜日)午後3時開始 2 場所 都庁第二本庁舎31階 特別会議室22 3 審議 (1)答申 「中央新幹線(東京都・名古屋市間)」環境影響評価準備書 (2)受理報告 (3)その他 ※ 審議項目は予定されているものであり、変更されることがあります
2014年3月20日の総会で決まる答申が舛添要一都知事の意見書原案になるものと思えます。
◇ 知事の審査意見書等(平成25年度)(このページで公開)
平成25年度 第8回環境影響評価審議会第一部会 1 日時 平成26年3月13日(木曜日)午前10時開始 2 場所 都庁第二本庁舎31階 特別会議室21 3 審議 (1)「中央新幹線(東京都・名古屋市間)」環境影響評価準備書に係る項目別審議 及び総括審議 審議項目:動物、植物、生態系、騒音、振動、微気圧波、低周波、土壌汚染、 廃棄物等及び磁界 (2)その他 ※ 審議項目は予定されているものであり、変更されることがあります。
平成25年度 第7回環境影響評価審議会第一部会 1 日時 平成26年2月26日(水曜日)午前10時開始 2 場所 都庁第二本庁舎31階 特別会議室24 3 審議 (1)「中央新幹線(東京都・名古屋市間)」環境影響評価準備書に係る項目別審議 審議項目:大気汚染、水質、地下水の水質及び水位、水循環、人と自然との 触れ合い活動の場、景観 (2)その他 ※ 審議項目は予定されているものであり、変更されることがあります。
◇ 「中央新幹線環境影響評価準備書に係る」意見 懸樋 哲夫(がうす通信第126号 2014/4/15 に掲載された2月25日公聴会での公述内容)
◇ 東京都主催のリニア中央新幹線環境影響評価準備書についての公聴会各公述人意見概要(2014年02月25日 奈須りえ)
・・・「下記のように、意見を述べましたのでご報告いたします。」として別ページがあります。
第一部会 部会長 片谷 教孝 桜美林大学教授 (大気汚染、悪臭) 委 員 大塚 直 早稲田大学大学院教授 (法律・行政) 委 員 黒田 道子 東京工科大学教授 【第二部会併任】 (電波障害) 委 員 小堀 洋美 東京都市大学教授 (生物・生態系、自然とのふれあい活動の場) 委 員 田中 修三 明星大学教授 (水質汚濁、土壌汚染) 委 員 谷川 昇 (公財)日本産業廃棄物処理振興センター調査部長 (廃棄物) 委 員 寺島 孝一 元江戸遺跡研究会世話人代表 【第二部会併任】(史跡・文化財) 委 員 野部 達夫 工学院大学教授 (温室効果ガス) 委 員 町田 信夫 日本大学教授 (騒音・振動) 委 員 守田 優 芝浦工業大学教授 (地盤、地形・地質、水循環) 委 員 義江龍一郎 東京工芸大学教授 (日影、風環境、景観) 専門委員 清水英佑 東京慈恵会医科大学名誉教授 (磁界)
専門委員は『磁界につきましての専門的意見を伺う必要が生ずる可能性』により、2013年10月29日総会で承認されて、任期は2013年10月28日から今回のリニア案件答申日までです。
片谷教孝さんは山梨県環境影響評価等技術審議会の会長で、長野県では環境影響評価技術委員会の委員長職務代理者です。神奈川県でも委員に就任されています。編者は2013年秋に環境影響の審議会関係を確認していた時にこれに気付き、原発問題の各種委員会に係る原子力村の構造を思い浮かべました。
1 都民の意見を聴く会
(1)日時
平成26年2月25日(火)午前10時開始
※ 午前9時半から傍聴券の配布開始
(2)場所
東京都庁第二本庁舎 二庁ホール(新宿区西新宿2-8-1)
(3)申出・・・(編注・文脈からみて「傍聴」の意味と解されます)
当日直接会場へお越しください。なお、公述人の申し出がない場合は中止いたします。
事前にお問い合わせください。
2 都民の意見を聴く会の公述人募集
(1)人数
25人程度(多数の場合は抽選)
(2)申出
氏名、住所、電話番号、公述要旨、事業名「リニア中央新幹線(東京都・名古屋市間)」
を記入し持参または郵送(様式自由)
(3)申出期間
平成26年1月15日(水曜日)から1月29日(水曜日)まで(消印有効)
(4)申出先
東京都環境局都市地球環境部環境都市づくり課 審査第一係
〒163-8001
新宿区西新宿2-8-1 都庁第二本庁舎 8階中央
電話 03-5388-3441
◇ 大田区の広報ページ・「中央新幹線(東京都・名古屋市間)」環境影響評価準備書に係る都民の意見を聴く会の開催について(2014年1月10日)
◇ 広報みなと2014年1月11日号 お知らせ・環境影響評価準備書に係る都民の意見を聴く会の開催・公述人募集
◇ 品川区は未確認
◇ 町田市の広報ページリニア中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価準備書に係る都民の意見を聴く会が開催されます(2014年1月30日)
平成25年度 第6回環境影響評価審議会第一部会 1 日時 平成26年1月16日(木曜日)午前10時開始 2 場所 都庁第二本庁舎31階 特別会議室21 3 審議 (1)「中央新幹線(東京都・名古屋市間)」環境影響評価準備書に係る項目別審議 審議項目:地盤沈下、重要な地形及び地質、日照阻害、電波障害、文化財 及び温室効果ガス (2)その他 ※ 審議項目は予定されているものであり、変更されることがあります。審議会議事録(平成25年度)、『※部会は公開しておりません。必要な方はお申し出下さい。』
1 日時 平成25年10月29日(火曜日)午前10時開始 2 場所 都庁第二本庁舎31階 特別会議室21 3 審議 (1)答申 「(仮称)四谷駅前地区市街地再開発事業」環境影響評価書案 (2)諮問 「中央新幹線(東京都・名古屋市間)」環境影響評価準備書 「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書案 (3)受理報告 (4)その他 ※ 審議項目は予定されているものであり、変更されることがあります。