コロナとリニアの二重苦(記事紹介)

コロナとリニアの二重苦…JR東海を待ち受ける最悪シナリオ

2021.12.20 配信 コロナとリニアの二重苦…JR東海を待ち受ける最悪シナリオ【国際投資アナリストが解説】 と題された Yahoo!ニュースのページ、「幻冬舎ゴールドオンライン」の発信記事です。
 私は幻冬舎を書籍類発行の会社として存じておりましたが Yahoo!で継続配信しているのを知りませんでした。
 幻冬舎ゴールドオンラインの記事一覧(Yahoo!ニュース)
今回知った記事の著者は後藤康之氏、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)と紹介されています。
記事は次のようなメッセージから始まります・・・
 『コロナショックは鉄道各社に大きな影響を与えました。JR東海はコロナショック以外にリニア新幹線の建設が暗礁に乗り上げています。工期の延期による財務的な負担は重荷になってきます。最悪のシナリオは避けることができるのでしょうか。』
後藤康之氏が記事の末尾近くでお書きになったこと・・・
 『これから交通インフラ会社に望まれる投資や事業の方面は、単なる移動促進だけでなく、人々に感染抑制の措置を取っている、という安心を提供して、移動してもらえるように促す、という取り組みだと思います。』
私はこれにハッとしたのです。新型コロナウイルス感染症はインフルエンザのような流行病(はやり やまい)とは違うのではないかと私は感じていたのですが、それをズバリとお書きになったと思えました。
現状は COVID-19 の変異株として世界各国で対処されていますが、もしかすると変異ではなく、新たな症状をもたらすウィルスに成長・変化するのかも知れない、それを予測している方々もおられるでしょう。
地球上の人類が生き延びていく為には、ウイルスの進化に合わせてワクチンの改良・接種は絶えることなく継続すると予測せねばならないのか。
もしそれほど強力なウイルスなら、中華人民共和国で発生した2019年末から2年間を経過する COVID-19(新型コロナウイルス感染症とその変異株)は、今後も日本のみならず世界各国の生活環境に変貌をもたらし続けると想定せねばならないでしょう。

私が新型コロナウイルス感染症についてネット記事にまとめたのは、2020-02-16 COVID-19 コビッド-19 WHOが命名(新型コロナウィルス) でした。以後はリニア中央新幹線事業よりも新型コロナウイルス感染症について情報確認することが仕事以外の主たるテーマになったのでした。

そのコロナ禍に対処する政府・行政のスタンスには、全国民にとって適切な施策を検討し実施するよりも、国民を管理しやすい施策を行政が行うだけのように自分には感じられました。コロナ禍の現況はオミクロン株の国内発生が増えて来た状況にあります。そして国民の移動が多い年末年始になりました。
ワクチン接種すると感染しても発症しないだけでコロナウイルスが死ぬのでは無いらしいですが、リニア事業も似たようなものです。沿線各地にある諸問題をなんとかクリアーして全線工事完了しても、これからの日本国の社会・経済状況はリニア中央新幹線を必要とする状況にあるのでしょうか。