第1章 処分 | 第2章 当事者 | 第3章 中央新幹線の実施計画の概要と経過 | 第4章 本件認可処分は全幹法および鉄道事業法に違反する | 第5章 本件工事実施計画の認可は環境影響評価法33条達反である | 第6章 結び |
項目 | 頁 | |
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項目 | 頁 | |
請求の趣旨 | 8 | |
請求の原因 | 8 | |
はじめに | 8 | |
第1章 | 処分 | 9 |
第2章 | 当事者 | 9 |
第1 | 原告適格 | 9 |
第2 | 行政不服審査法による異議申立 | 9 |
第3章 | 中央新幹線の実施計画の概要と経過 | 10 |
第1 | 整備新幹線の基本計画 | 10 |
第2 | 全幹法に基づく整備新幹線 | 10 |
第3 | 整備新幹線の整備方式 | 11 |
第4 | リニアモ―タ―カーの橋想と中央新幹線の構想の経緯 | 11 |
第5 | 中央新幹線の概要 | 14 |
1 | 中央新幹線の目的 | 14 |
2 | 中央新幹線計画のあらまし | 14 |
第4章 | 本件認可処分は全幹法および鉄道事業法に違反する | 15 |
第1 | 本件認可処分は全幹法1条および3条に違反する | 15 |
1 | 全幹法の目的および制定の経緯 | 15 |
2 | 新幹線鉄道の路線 | 15 |
3 | 中央新幹線建設事業は、全幹法の適用対象ではない | 16 |
第2 | 本件認可処分は鉄道法5条1項1号および4号に違反する | 17 |
1 | 本件認可処分は鉄道法の事業許可基準を満たす必要がある | 17 |
2 | 鉄道法の許可手続および許可基準の概要 | 18 |
(1) 鉄直事業の許可 | 18 | |
(2) 申請書の記載事項 | 18 | |
(3) 鉄道法5条1項の定める許可基準 | 18 | |
3 | 事業の計画が経営上適切でなく、鉄道法5条1項1号の基準を満たさない | 19 |
(1) 輸送需要の予測が不合理 | 19 | |
(2) 供給輸送力が過大 | 22 | |
(3) 安定的かつ継続的な経営を行うことはできない | 22 | |
(4) 小括 | 24 | |
4 | JR東海は事業遂行能力を欠き、鉄道法5条1項4号の基準を満たさない | 24 |
第3 | 本件認可処分は輸送の安全性を欠き、鉄直法5条1項2号の基準を満たさない | 24 |
l | 中央新幹線に求められる輸送の安全性 | 24 |
(1) 鉄道輸送業務における安全確保の必要性 | 24 | |
(2) 安全の確保と公共性 | 26 | |
2 | リニア方式による輸送の安全性に対する疑間とその危険性 | 26 |
(1) はじめに | 26 | |
(2) リニアそのものの技術的未熟性と事故発生の危険性 | 27 | |
(3) 技術的未熱性と事故発生の危険性 | 29 | |
3 | 地震・火災その他事故発生に関する安全性ヘの疑問と危険性 | 31 |
(1) トンネル構造について | 31 | |
(2) 地震発生時の危険性について | 32 | |
(3) 事故発生による避難体制問題 | 33 | |
(4) 火災発生時の危険性 | 35 | |
4 | 本件認可処分は鉄道法5条1項2号に違反する | 37 |
第4 | 本件認可処分はエ事の安全性を欠くものであり、鉄道法5条1項4号の基準を満たさず、また、全幹法9条に違反する | 37 |
1 | 全幹法及び鉄道法での工事の安全確保 | 37 |
2 | トンネル工事に伴う人命ヘの安全性が確保されていない | 38 |
3 | 過去のトンネル異常出水事故 | 38 |
第5 | 本件認可処分は環境要素に対する考慮を欠き、全幹法および鉄道法に反する | 39 |
1 | 本件認可処分にあたり考慮されるべき環境要素 | 39 |
2 | 環境要素の検討を欠き、鉄道法および全幹法に違反する | 40 |
第5章 | 本件工事実施計画の認可は環境影響評価法33条達反である | 41 |
第1 | 環境影響評価法の解釈の基本理念に反する本件環境影響評価手続 | 4l |
1 | 環境影響評価法の位置づけ | 41 |
2 | 環境基本法の環境保全に関する基本施策 | 42 |
3 | 環境影響評価法の目的 | 42 |
4 | 環境影響評価法の横断条項の解釈に当たっての留意点 | 43 |
5 | 内容が不備な評価書に基づく本件認可処分は違法である | 43 |
(l) 環境影響評価の経過 | 43 | |
(2) 環境影響評価法達反により認可処分が違法となる場合 | 44 | |
(3) 方法書・準備書についての違法 | 44 | |
(4) 複数案の検討がなされていない評価書に基づいた本件認可処分は違法 | 46 | |
(5) 補正後評価書の内容が不備 | 46 | |
6 | 本件認可処分は環境影響評価法の手続違反を看過している点で違法である | 47 |
(1) 山梨実験線について環境影響評価が行われていない | 48 | |
(2) 方法書から補正後配慮書までの―連についての手続違反 | 48 | |
(3) 情報公閉・意見聴取についての手続き違反 | 49 | |
7 | 小括 | 50 |
第2 | 地下水脈の破壊 | 50 |
1 | トンネル工事による、地下水脈の破壊と水源枯渇問題 | 50 |
2 | 大井川源流の水量減少問題 | 50 |
3 | 地下水系ヘの影響による南アルプス国立公園やその周辺の自然環境生態系の破壊の危険性 | 5l |
4 | 山梨実験線沿線や大鹿村での地下水破壊の現実と中央新幹線沿線の丼戸枯れ、水源枯れの危険性、周辺生態系ヘの影響 | 52 |
5 | トンネル工事による地下水の漏出や水位低下による水資源への影響 | 52 |
(1) 南アルプスエコパークの水資源ヘの影響 | 52 | |
(2} 長野県に関する評価善における水資源ヘの影響に関する問題点 | 53 | |
(3) 長野県以外の地域での水源ヘの影響 | 54 | |
(4) 評価書の水資源ヘの影響は過小評価で、大きな影響が危倶される | 56 | |
第3 | 発生土問題 | 57 |
1 | 置き場はどこか | 57 |
2 | 掘削、運搬に伴う環境ヘの悪影響 | 59 |
3 | 利用の困難性 | 61 |
4 | 管理の困難性 | 62 |
(l) 土砂災害や粉塵、濁水 | 62 | |
(2) ウランによる汚染 | 66 | |
(3) 重金属類などによる汚染 | 67 | |
(4) 生態系ヘの悪影響 | 67 | |
5 | 小括 | 67 |
第4 | 沿線の工事中の工事車両や工事機械による騒音、振動問題、交通渋滞、大気汚染、日常生活の侵害 | 68 |
1 | 工事車両による集中交通量の増大、騒音、交通渋滞等地域住民の生活環境の破壊 | 68 |
(1) 長野県 | 69 | |
(2) 山梨県 | 71 | |
(3) 静岡県 | 72 | |
(4) 東京都 | 72 | |
(5) 神奈川県 | 73 | |
(6) 岐阜県 | 74 | |
(7) 愛知県 | 75 | |
2 | 大気汚染、騒音、振動等の問題における環境影響評価面の問題点 | 76 |
(1) 環境影響評価で採用された予測手法の選定理由が不明確であること | 76 | |
(2) 環境影響評価に記載された環境保全措置が具体性を欠くこと | 76 | |
(3) 予測の誤差が考慮されていないこと | 76 | |
(4) 判断基準に一貫性がないこと | 77 | |
3 | 建設機械や工事車両により環境が激変する地域が多数存在すること | 77 |
(1) 長野県 | 77 | |
(2) 山梨県 | 80 | |
(3) 神奈川県 | 80 | |
(4) 岐阜県 | 81 | |
(5) 愛知県 | 82 | |
(6) 静岡県 | 83 | |
(7} 東京都 | 83 | |
第5 | 自然環境の破壊 | 83 |
1 | 保護価値の極めて高い南アルプスの自然遺産 | 83 |
(1) 国立公園指定 | 83 | |
(2) 南アルプス (中央構造線エリア) ジオパークに認定 | 84 | |
(3) 南アルプスユネスコエコパーク指定 | 84 | |
(4) 小括 | 85 | |
2 | 南アルプスの自然環境と価値の破壊が考慮されていないこと | 86 |
(1) 南アルプスユネスコエコパークとの整合性がないこと | 86 | |
(2) 中央新幹線・トンネルは南アルプスユネスコエコパークの価値を破壊すること | 87 | |
3 | 建設発生土の捨て場によって南アルプスの自然環境が破壊されること | 88 |
(I) はじめに | 88 | |
(2) 扇沢の発生土置き場による自然環境破壊・災害発生の危険性を考慮しない環境影響評価 | 88 | |
(3) 燕沢の発生土置き場による自然環境破壊 | 88 | |
4 | 希少猛禽類(クマタカ、オオタカ、ノスリ、サシバ等)の繁殖活動ヘの影響の 回避策がとられていないこと | 89 |
(1) 猛禽類の生急のための環噴保全措置の必要性について | 89 | |
(2) 神奈川県 | 91 | |
(3) 山梨県 | 91 | |
(4) 静岡県 | 91 | |
(5) 長野県 | 91 | |
(6) 岐阜県 | 91 | |
(7) 愛知県 | 92 | |
5 | その他の貴重種の保全に関するJR東海の評価書の問題点 | 92 |
(1) 河川流量の減少に伴う水生生物ヘの対応について | 92 | |
(2) その他の絶減危惧種等の生物について | 93 | |
第6 | 供用に伴う開口部の騒音、振動、微気圧波、低周波音による被害 | 95 |
1 | 総論 | 95 |
2 | 被害のおそれ | 95 |
(1) 騒音 | 95 | |
(2) 振動 | 96 | |
(3) 微気圧波 | 96 | |
(4) 低周波音 | 97 | |
3 | 小括 | 97 |
第7 | 電磁波の人体影響 | 97 |
1 | 電磁波とは何か | 97 |
2 | 電磁波の人体影響 | 98 |
(1) 静磁界内における影響 | 98 | |
(2) 変動磁界内における影響 | 98 | |
3 | リニア方式の列車内における電磁波影響の実態 | 99 |
4 | 付随する問題~液体ヘリウム問題・車内電源の確保のための設備について | 101 |
5 | 車外の環境に与える電磁波の影響(電磁波の環境影響) | 101 |
6 | その他の関連施設から生じる電磁波について | 102 |
7 | 小括 | 102 |
第8 | 高架部分の日照被害 | 102 |
1 | 岐阜県 | 102 |
2 | 山梨県 | 102 |
3 | 健康被害のおそれ | 103 |
第9 | 景観の破壊 | 103 |
1 | 神奈川県 | 104 |
2 | 山梨県 | 104 |
3 | 岐阜県 | 104 |
4 | 小括 | 105 |
第6章 | 結び | 1O5 |