リニア中央新幹線

川崎市・犬蔵非常口新設工事と環境保全

中央新幹線第一首都圏トンネル新設(梶ヶ谷工区)ほか工事における環境保全について
(犬蔵非常口新設工事)

 当社では中央新幹線建設工事に係る具体的な工事計画に基づき、環境保全措置を具体化し、その内容について工事説明会で地元の皆様に対して説明するとともに、資料としてとりまとめ、関係自治体に送付・公表することとしています。
 この度、「中央新幹線第一首都圏トンネル新設(梶ヶ谷工区)ほか工事における環境保全について(犬蔵非常口新設工事)」を、関係自治体に送付しましたので、お知らせします。なお、環境保全措置の内容については今年(2019年)3月の工事説明会で、地元の関係する皆様に対して説明しています。

1.内容中央新幹線第一首都圏トンネル新設(梶ヶ谷工区)ほか工事における環境保全(犬蔵非常口新設工事)の内容について、以下のとおりまとめました。
 (1)工事概要(ヤード計画、工事工程、車両台数等)
 (2)計画面及び工事における環境要素ごとの環境保全措置
 (3)モニタリング計画

2.その他
 ・資料については、当社のホームページに掲載します。、
 ・本書は、犬蔵非常口新設工事に係る作業を対象としており、シールドトンネル工事に係る内容については、当該工事に着手する前に、別途、環境保全の計画をとりまとめます。

中央新幹線第一首都圏トンネル新設(梶ヶ谷工区)ほか工事 における環境保全について (犬蔵非常口新設工事)(PDFファイル 8,847 KB)

東百合丘非常口の東側(品川駅方向)に位置する非常口です。
工事現場の位置図
参考資料(家屋調査の計画)
 本工事の実施に伴う影響を確認するため、事前に家屋調査を行う。調査の内容としては、建物内部の調査(クロスの亀裂、タイル目地の切れ等)、建物外部の調査(外壁の亀裂、基礎の亀裂等)を行う。工事完了後は再度調査を行い、事前の調査結果と対比して、亀裂の進行や新たな損傷等の有無を確認するほか、一般的に工事との因果関係を確認し、因果関係が認められた場合には、補償を行う。
 本工事における家屋調査範囲は、以下の図に示す範囲を基本として計画している。
家屋調査の計画
リニア中央新幹線の大深度地下トンネルによる地上への影響では無く、非常口工事による近隣建物への影響を想定した調査と思われます。
既に同様な工事が進行中の東百合丘非常口や大田区東雪谷非常口などでも同様な調査が説明・広報されていたかどうかも確認しておきます。
編者はこのような記事を見たのは初めてでしたので、いささか驚きました。同様な内容は沿線各地の非公開説明会で地域の方々には伝えられているものと思いますが、引用記録しておきます。